日本全国主要都市の電波の強さを明らかに
ポイント
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電測車を用いて全国主要都市とその周辺地域で電波の強さを測定したデータをウェブ上で公開
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公平中立の立場にある公的研究機関によって取得された、信頼性の高いデータとして、国民の皆様、自治体、関係機関等が偏りなく安心して活用可能
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地理情報システム(GIS)データ形式の地図として提供
背景

今回の成果

今後の展望
論文情報
関連する過去のプレスリリース
- 2024年7月5日 5G携帯電話基地局からの電波強度を明らかに
https://www.nict.go.jp/press/2024/07/05-1.html - 2021年12月7日 生活環境における携帯電話基地局等の電波強度を明らかに
https://www.nict.go.jp/press/2021/12/07-1.html
補足資料
測定手法について

- 電測車の屋根のレドーム内に3軸等方性電界プローブを設置して測定しています。電界プローブから受信した信号は車内に設置した測定器(スペクトラムアナライザ)を通してGPSからの位置情報とともにパソコンに記録されます(図7参照)。
- 走行しながら約5秒間隔で測定し、電測車が停止している間は測定も停止するよう自動制御しています。測定中の平均時速は約20 kmです。
電界強度マップについて

A:関東地区の表示例 B:凡例表示 C: メッシュの詳細データ表示例
用語解説

電測車 / 電測車による広域測定 電波ばく露レベル測定用に改造した自動車に測定器を搭載し、走行中又は駐車時に広範囲な測定を行うもの。 元の記事へ
電界強度 / 電界強度マップ 電界強度とは、その場所における電波がどれくらいの強さであるかを示したものである。電界強度マップでは、電測車を用いて測定した携帯電話基地局や放送送信所等から届く電波の強さを1 km四方ごとに区切った「メッシュ」という単位で色分けして表示している。 元の記事へ
地理情報システム(GIS:Geographic Information System) 地理的位置を手掛かりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にするシステム。 元の記事へ
電波防護指針 電波利用において人体が電磁界(周波数の範囲は10 kHzから300 GHz までに限る。)にさらされるとき、その電磁波が人体に好ましくないと考えられる生体作用を及ぼさない安全な状況であるために推奨される指針のことをいう。我が国では総務省情報通信審議会の答申として策定されている。 元の記事へ
定点測定

測定器を固定して連続的に電波ばく露レベルの測定を行うことであり、長時間にわたり行う。 元の記事へ
スポット測定

静止状態で電波ばく露レベルの測定を行うことであり、短時間(例えばバッテリー駆動測定器を使った数分から数時間)に行う測定。 元の記事へ
携帯型測定器による測定

小型の測定器(300 g程度)をカバンなどに入れて携帯し個人の電波ばく露レベルを測定するもの。 元の記事へ
基準地域メッシュ 日本の国土を緯度・経度に基づいて約1 km四方の正方形に区切った区画で、それぞれの場所には8桁のメッシュコードが割り当てられている。 元の記事へ
本件に関する問合せ先
電磁波研究所
電磁波標準研究センター
電磁環境研究室
ml.nict.go.jp広報(取材受付)
広報部 報道室
nict.go.jp