国立研究開発法人情報通信研究機構(N I C T 、理事長:徳田 英幸)は、NICTが開発したストロンチウム光格子時計(*1)を用いて、『現行の「秒の定義」を実現するセシウム一次周波数標準(*2)よりも光時計(*3)の方が協定世界時の1秒の長さをより正確に評価できる』ことを実証しました。本成果は、協定世界時の堅牢化や高精度化に留まらず、現在検討されている「秒の再定義」実現に向けた大きな一歩となりました。
電磁波研究所 電磁波標準研究センター 時空標準研究室
蜂須 英和
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